真空中での現象を工業用内視鏡で観察
エッチング放電の使用例
- 真空中の現象は、これまで真空装置の外側からは見ることはできませんでした。
- そこで、サービスポートからスコープ(工業用内視鏡)を装置内の指定の場所に設置することで、内部の様子を鮮明な画像で観察可能にしました。
- 放電現象やロボットの動きをモニターに表示し、或いは画像として記録することが出来ます。
(右図:エッチング放電の様子)
真空用シースカバー
- 真空槽にスコープを導入するには、フランジやサービスポートから真空用シースカバーを使用します。
- 目的により石英ガラス、金属チューブ、曲がり管、ベローズなどがあります。
- リーク量は10-6Pam3/sec以下
(右図:真空用シースカバー)
使用する工業用内視鏡
- カールストルツ社のボアスコープは、特許であるHOPKINS®ロッドレンズを使用しているため、深い被写界深度が特徴です。
- これは、一般的なリレーレンズ方式よりも遥かに明るく、高解像度でシャープ、かつ鮮明にイメージを捉えます。
- ラインナップも約200種類と豊富です。
(右図:工業用内視鏡)
*製品製造会社:カールストルツ・エンドスコピージャパン株式会社
(真空装置・真空技術:アルバックテクノ株式会社)
お問い合せ
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