PWASとは
- PWAS(Piezoelectric Wafer Active Sensor)は圧電素子アクティブセンサーで、現在注目されている軽量かつ安価で、埋め込み可能な、広領域の、超音波による構造安全性をモニタリングする非破壊検査ツールです。
PWASによる構造物の新しい安全性モニタリングシステムの紹介
- 米国South Carolina大学のLAMSS (Laboratory for Active Materials & Smart Structures)が開発した圧電素子ウェファーセンサーを利用した超音波検査技術
- 従来の超音波検査器と比べ、センサー一個の厚さが僅か0.2mm、大きさが7mm角の超小型化を実現
構造健全性評価(非破壊検査)技術に関する新しいご提案
- 軽量、極薄、安価な埋め込み型圧電素子アクティブセンサー(PWAS)導入
- 現場で適用可能な有線、また無線によるモニタリング技術
- 原子力配管部、航空機、車体、橋梁、タンク構造物等の安全管理に適用
- 以下の3つのタブ表示により、超音波による新しい安全性モニタリングシステムをご紹介します。
(1)PWASについて
(2)PWAS&検査システム
(3)亀裂進展モニタリング(ビデオ表示)
- 1.PWASの特徴
- 構造物に永久に設置し、常時材料の健全性をモニタリングできます。
- センサーは超小型で、薄く、軽量で構造物に装着、また埋め込むことができます。
- In-siteで検査が可能、稼働している状態で常時モニタリングができます。
- 稼働中の原子力装置、飛行中の航空機の機体など、リアルタイムで観測が可能です。
- 厳しい環境条件のところでも対応できます。
- 水、流水、航空機用潤滑油などの環境下でも60週間使用できます。
塩水の場合は15週間。
- 水、流水、航空機用潤滑油などの環境下でも60週間使用できます。
- 2.PWASの用途
- 材料の亀裂、腐食、ボルトの緩み、板厚計測、層間剥離、金属疲労、応力など
- 検査事例:原子力プラント配管、航空機や車両のパネル、複合材、橋梁構造物、タンク構造物など
- 3.パワーポイントによるPWASの紹介
- 画像をクリックすると、ポップアップされたプレゼンテーション画像が表示されます。
- 4.動画によるPWASによる新しいモニタリング技術説明
- 画像をクリックすると、動画がスタートします。
1.圧電素子アクティブセンサーPWASを装着した試験片
- PWASを装着した単軸引張り・圧縮試験片
- PWASフィールドアレイを装着した試験片
2.シ ス テ ム 構 成
- 小型PWAS構造健全モニタリング&非破壊検査システム
・PWASセンサー(目的により10~20個を構造物に装着)
・超音波発生装置
・デジタルオシロスコープ
・PC(Embedded Uttrasonic Structural Radar:EUSRプログラム搭載)
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